ディア フレンズ一般エキストラ参加!!10/2

ロケ弁

 ということでエキストラ撮影参加リレーレポートトップバッターのadrasteaです!てなわけで、D.S氏のブログにも掲載されていた映画『ディアフレンズ』エキストラ一般公募*1が10/2〜4まで都内某所で行われる。ってことで、生北川景子を一度も拝んだことのないadrasteaが北川党先駆け部隊として行ってまいりましたーっ!!

ロケ地

 一日休日、っていうか、最近ずっと休日みたいなadrasteaはまったりと自宅を出発...と思ったら、雨が思いの外強くなってきた...。じめじめするし、ジーンズの裾は濡れるし...。って、あっ。そうそう、服装についてだが、メールには次のように書いてあった。

トランス系クラブで踊るクラバーの設定です。思いっきりおしゃれをしてきてください。
おしゃれな方が映画の中でより多く映る可能性があります。

おしゃれって・・・(^^; そうです、おしゃれなんて気を遣ったことがないっ!ってことでいつもの外出用の格好をしていった。大丈夫なのか?途中D.S氏とメールでやりとり。ちと緊張してきたっ...。

会場

 会場はラブホ街の中心にそびえたっていた。建物の外に臨時設置された受付で、説明の紙(A4一枚)をもらい、コインロッカー代を受け取り会場に入る。するとなんだかやたらとなれた感じの人たちが大量にいる。しかも、みなものすごく「そういう」格好をしている!しまった!場違いかっ?!と思ったら、その人たちはどうやら「一般公募」のエキストラではなく、雇われエキストラの模様。そのクラブの常連さんとかいう噂が...。っていうか、みんなすごいファンキーだったりセクシーだったりしてそれだけでも目の保養になるのだが、一体「一般公募エキストラ」は何処へ?とにかく控え室として指定されたこれまた小さなクラブみたいな部屋で待つことに...。

待ち

 かつてCMでトラをやったことがあるので、もう嫌と言うほど分かっているが、トラの基本は待ちである。とにかく待って待って待ちまくる。待つこと一時間、

*「はい、A班の人はエレベーターに乗って下さ〜い。」

A班ってなんやねん?ってかオレ何班やねん?とりあえず残っていると

*「はい、それでは一般公募の方○○番台の方はコチラに集まってくださ〜い!」

やっと来た指示。で奥の一角に集合してみると、なんと10人とかそこらだ。応募多数の為(ryじゃなかったんかー(^^; そして格好も、雇われさんたちに比べると俄然地味め。あーよかったー。完全の浮くかと思った。でも全然大丈夫。
そして再び待ち。
...
待ち
...
待ち
...
そう、トラの基本はとにかく待ち。場合によっては実働時間よりも遙かに待ちが多いことが多い。そして2時間が流れていった。

行動開始

*「たいへん長らくお待たせしました。では一般応募のみなさま、エレベーターまで移動してください。」

隊長!出番です!第一歩兵師団、行って参ります。エレベーターでメイン現場のある階へ移動。メイン現場には入らず、階段に回されることとなる。ここで究極の選択。上に行くか下に行くか。上にも下にも既に人が並んでいる。気分で下を選んだ・・・が、他2名ほどついて降りてきただけで、残り7人ほどは上へ...。ま、間違えた?そして助監督さんの方から段取りの指示が出る...はずだったが全然指示が来ない。そのうち「はい本番スタンバイ!」という声がメガフォンから。下階段の3人の内の1人が異常に気付きとっとと上へ登っていったが、自分ともう一人は下に待機したまま。

adrastea「あー、ひょっとしてうちら間違えました?」
もう一人「そ、そうかもしれませんねー(^^;」

とかいっている間に現場はどんどん本番ムードに...。
 
と、その時だった!奇跡が起きたのは。
 
なんと北川景子が階段を下ってきた。実はこのシーン、ほとんど目と鼻の先からの撮影開始。ってことで、これまで、ずーっと生を見たことがなかったadrasteaだったが、誰よりも近く、誰よりも長く、クラブ衣装に身を包んだ、ウルトラセクシー、ゴージャス北川景子を見ることができた。(ToT)感謝感激雨あられ、感涙!Just感涙!

リテイク

 そのシーン、何度も何度もリテイクする。そのたびに景ちゃんが目の前にやってくる。初めて生で見た印象。ずばりまんまである。でも何かが違う。声だ。声が全然違う。こんな声だったっけ?もっと太めの通る声だと思っていたのだが、普段の声は紛れもなくただのギャル声だ。それともこれもこの『ディアフレンズ』の主人公リナの役作りの一環?とにかく、メイクさんとか、衣装さんとか、音声さんに話しかける時に、ものすごく違和感を感じた。

衣装さん「今朝、めざましみたよ〜」
北川景子「あっ、あーとーざいまーす!」

でぇーたぁー!兄貴全開っ(笑)でもやっぱ声が違うっ!何度もリテイクしている内に、たまに眼が合ったりする。そうなったときにはもうドキドキどころの騒ぎではない。すごい。やっぱ近くで見ても美しいなぁ、この人は。彼女が会場に入って演技をしている間中周りではトランスのビートに合わせて人が踊っている。そして、階段に並んでいた我々も、徐々に流れ込んでいき、踊りまくるという仕組み。幸い、トランスは踊り方に型や振りはない。ビートに乗りながら体が感じるリズム通り動けばそれでいいのである。楽勝楽勝!

アクシデント!

 階段のシーンから連続してクラブのホールに入っていくシーン。入っていったら、バーで待っている友達の所に行って、そこからテーブルへ行き、曲が変わると共に彼女のダンスフロアー中央でのソロ。DJの一人をガッツリ誘惑してダンスフロアーでのデュオという長いシーン。Take3だったか、そのシーンを取り終えた後に彼女が退室する際、まったく気付いていなかった自分のホント数cm横を通り過ぎた。その時に、自分の手の甲が...。言っておきますが、これはアクシデントです。っていうか、もしこれ読んでいたら、マジでごめんなさい。でもオレのせいじゃないやいっ!いやービックリしたー。

オンリー

 シーンの撮影が終わったのが既に19:00頃。雇われエキストラの人が完パケ後、役者のセリフを録音するいわゆる「オンリー」の収録を「一般公募」エキストラは立ち会っても良いとのこと。そのカットでの北川景子のセリフは短いけど、さすがというか当たり前というか、全部記憶できている。台本も、プロンプターもいらない。しかし、彼女以外の人物がまるでセリフを暗記していない...。長引くリハーサル。そしてテイク。それが終わり、ほっとしていると、なんと自分の座っている壁際のソファーというか長いすに景ちゃんが座りかけてきた。他のトラさんに向かって「お疲れ様でーす!」と一言。いや、隣に座ってるんですけど、生景子。どうしよう。全身完全硬直状態。挨拶したひっ!せっかくすぐとなりなのにーっ!!そうこうしている内に写真撮影に移行。

写真撮影

 今回の「一般公募」はノーギャラ故、いろいろなサービスをしてイベントを盛り立ててくれるスタッフ様方。T-shirt、Clubの無料チケット、オンリーの立ち会い、そして極めつけがキャストとの記念写真撮影。しかも、これプリントアウトして登録先住所に送ってくれるのだそうな。やったーやったー!景子嬢のすぐ側では写れなかったけど満足です。そして極めつけはロケ弁!これがなかなかのボリュームで、しかも美味しい。ってまぁ、イギリス帰りなので、舌の信頼性はきわめて低いです。はい。

総括

 セオリー通り、待ちオンパレード、あとは、ポジション取りで、北川景子体験満足度が大きく変化する。今回は本当にラッキーだったと言わざるを得ない。ということで、D.Sさんも明日、頑張ってきて下さい!