それってどうなん?

 イギリスにいるからといってもやはり世界は狭い。完全に「分野」ごとに人格を分けている私にとっては、イギリスはノーマル人格の世界かと思いきや、身近なところに有名コスプレイヤーさんがいたりして...。ノーマル人格の時の知り合いとadrastea人格の時の知り合いとが絶対に会ってはいけないのに、それが交差してしまうとちと苦しいな。いや、当然ながらどっちも悪くはないんだけど、正直行動しにくい。
 で、その当人は前々から知っていたこっち(adrastea人格)筋では知っていた人物なんですが、たまたまもう二方ノーマルの友人と遠出することになってしまい、困惑してしまう。そんな意識することはないのに。なぜならば、件の当人は自分のことを知らないから*1。当人、非常に社交的で気が強くて合理的なタイプの女性。もう、はじめて会ったときから、なんでここでこのタイミングで会わなければならないのかと動揺を隠せない自分。イベント会場とかでadrasteaとして出会えればもっと普通に付き合えるのに...普通といってもこっちは世間から毛嫌いされる男ヲタな訳だが、なんというかそういう分別を持って付き合える。ヲタク上等、みたいな。そう思うと、なんだかこの「人格分け」という動作はどうなのかと疑問に思えて仕方がない*2
 そんなわけで、4人で遠出することになった。その後1人おろして、帰路に着くと思ったら、更にエクスカーションに行くことになってしまい、胃がひっくり返る思い...。なんでそんなに意識する必要があるのか?相手は自分を知らないのに。行った先で一瞬撮影会モードに。そう、件の人物は自分がコスプレイヤーだということを明らかにしているから。もう一人の友人はおもしろがって撮影する。こっちはどうしても躊躇してしまう。これもまた撮影会とかなら平気なのに...。それで帰れると思ったら今度はその人の家にお邪魔することに...。えー、もういいよー。しかし、友人も悪気があるわけではない。仕方なく行くことに。そしてお好み焼きを焼くというのでキッチンでお手伝い...しようと思ったけど、いつものように動けない。事もあろうに、当人が、「あっ、もう私やりますね」みたいな。友人はせっせとお手伝い。邪魔者になった自分はやることがないので椅子に座っているとお好み焼きが出てきた。確かに美味しいのだが、それどころじゃない。もう、お家に返してー(ToT)。こうなりゃもうやけ食いだ。勧められるがままに食べる。
 次の日、件の人のブログを見てみたら、とんでもないことに...。そうだよね、そういうもんだよね。いやいや、あまりにいつもの事なので、自分は平気だけど、一緒にいた友人が可愛そう過ぎる。だって、わざわざお家へ帰って材料調達してるのにー。すごくいい人なのに、あんまりな言われよう。悲しくなりました。でも今回伺ってみて分かったのが、件の人物は家が近い。遭遇したくない...切に思う。

*1:有名じゃなくてよかった...

*2:あっ、ちなみに人格は別でも、性格は殆ど一緒ですよー。そんな性格を変えられるほど器用じゃないんで