マクロスFRONTIER 第二話 ハード・チェイス

 ってことで、マクロスFRONTIERです。前回、殺されたパイロットに代わり、主人公アルトがVF-25に乗り込み、襲われようとしていたランカを助けようとするところで終わりました。
(↓ネタバレ)

ざっとストーリー

 バルカン砲を連発するアルトの乗るVF-25は、居住区内部まで入ってきたオズマ機に発見される。オズマはすぐさまバルキリーパイロットが違うことを発見すると同時に、妹ランカも発見し、アルトにランカを連れて逃げるように伝える。何とか逃げるアルト達だが、別の敵に襲われ、宇宙空間に放り出されてしまうも、間一髪で無事戻ることが出来た。一方、敵は何かの合図と共に撤退するも、一体だけ、宇宙船内部に潜んだまま。アルトはバルキリーを降りると逃げるようにして街へと出向き、悲惨な傷痕を目撃する。
 次の日、学校にてアルトが軍人に連行され、敵と接触したという名目で血液検査をうけられ、軍事機密を知ってしまったこと、さらには無許可な兵器使用によって軍から起訴される可能性について知らされる。が、それはあくまで理由付けで、実際は軍へのスカウトだった。しかし、たまたまそこに居合わせたオズマに発見され、今度はオズマの所属するS.M.S.施設まで連行される。そこでは、死んだ者を看取った者が、どうやって死んだかを語るといった、熱い戦闘員たち集う私設軍があった。S.M.S.は民間会社でありながら、軍の最新鋭機を実戦も兼ねてテストする戦闘部隊をもっており、そのスカル小隊の隊長がオズマなのであった。その時、突如スクランブルがかかり、潜んでいた敵が動き出したことが発覚する。スクランブルに飲まれようとしていたアルトはオズマに自分をバルキリーに乗せるように言うが当然拒否、私設から引きずり出されてしまう。
 一方その頃、前日のコンサートでアルトがシェリルを抱きかかえたことに憤りを感じていたシェリルは、勝手に部屋を抜け出してアルトを探していた。その途中ランカに遭遇し、姿を隠したまま、ランカにS.M.S.への道を案内してもらう。街は安全宣言を出してしまったばかりなので、非常事態宣言がでていない。しかし、S.M.S.社から次々に発進するバルキリー。それをみながら、ランカは大好きなシェリルの歌を口ずさむ。するとシェリルもそれに乗ってきて、ランカに正体を明かす。丁度そこに、つまみ出されたアルトが現れる。「見つけた!」シェリルはどうするのかと思った瞬間、外に敵がいることを確認する3人。果たしてどうなってしまうのか?!

やはりスクランブルシーンは...

 今回もスクランブルシーンは歌と共にあった。これはマクロス作品のこだわりなのだろうか?しかも、またしても前回同様、迫り来る戦場、日常と戦闘は常に隣り合わせという構図。むぅ、ここまでタイミングと構図がぴったりなんて...凄いなぁ。

3DCG

 バルキリー・ガウォーク形態が登場。冒頭、ちょーっとレンダリングの質感がキラキラしすぎていた感があったが、重要なアクションシーンは重厚で見事!ただ一カ所だけ文句を言うとすると、宇宙空間に放り出されようとしていたときの脚部スラスターががちゃがちゃ動くシーンがちょっと...。これはスカイガールズの時に感じた違和感と似ている。多分、発光効果を入れるときの光の照り返しがきれいすぎる事に由来しているのではなかろうか?それを防ぐアルゴリズムとしては、照り返しの上からもう一枚ノイズを分布させたテクスチャーを重ねたりすればいいのだろうか?まぁ、そうも簡単には行かないのだろうとは思うが...久しぶりにShadeとかいじりたくなってきたが...自重w